星雲・星団

 

↑2024.03.13 オリオン座のM42大星雲
冬の代表的な星雲オリオン大星雲を撮ってみました。この星雲は明るいところと暗いところの露出が難しく、今回はいろんな露出で撮った画像を合成してみました。今まで露出オーバーで白く飛んでいた中心の星も見えてきました。
20240313_2001 20cm F3.8 AIS294CC HaO3
(撮影場所:広島市内)


↑2024.01.14 ぎょしゃ座の散開星団と散光星雲
冬の星座、ぎょしゃ座にある散開星団と散光星雲です。いろんな名前が付いているのが面白い。
2024.01.14 01h34m (中央) 85mmF3.2 露出53分Ha+O3 ASI294MM(撮影場所:広島市内)


↑2024.01.16 ハート・胎児星雲
カシオペア座付近の目では見えない輝線星雲です。ハート星雲と胎児星雲と名前がついていますが、横たわる胎児の上にハートマークが輝いています。
2024.01.16 22h44m (中央) 85mmF3.2 露出112分Ha+O3+S2 ASI294MM
(撮影場所:広島市内)


↑2024.01.14 M42・馬頭星雲とバーナードループ
オリオン座バーナードループを撮ってみました。今回は合計53分間の露出をかけてナローバンドで合成してみました。街中でも淡い分子雲が撮れるなんて昔では考えられなかったです。
2024.01.14 00h07m (中央) 85mmF3.2 露出53分Ha+O3+IR ASI294MM
(撮影場所:広島市内)


↓2023.05.24 夏の星雲星団
5月23−24日は黄砂も晴れて透明度が良かったので、夏の星雲星団をまとめて撮ってみました。一枚一枚時間をかけて撮るのがクオリティが上がるのですが、どうしても欲張ってしまいます。いつも後で露出が足りないことに反省してしまいます。 網状星雲は、はくちょう座にあり広げた羽の東側の先端にあります。半弧状の散光星雲で明るい東側がNGC 6992−5 、西側がNGC 6960になります。これは、数万年前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100kmで広がっている姿だと考えられています。ペリカン星雲(IC5067?5070)もはくちょう座にあります。夏の大三角形の一つデネブの近くに見える散光星雲です。よく見ると形がペリカンに似ているところから名づけられた。干潟星雲(M8散光星雲)はいて座にあります。
ASI294MM SU、Hα、OV、IRフィルター合成 D:20cm f:800mm 反射望遠鏡(撮影場所:広島市内)

網状星雲NGC6992-5

網状星雲NGC6960

M8干潟星雲

ペリカン星雲


↑2023.05.21 M8干潟星雲
夏の星座いて座にあるM8干潟星雲(散光星雲)です。散光星雲を南北に横切る帯状の暗黒星雲が存在し、その姿が干潟に似ていることからその名が付けられています。星雲と同じ位置に散開星団 NGC 6530 も重なって見え賑やかです。小さな双眼鏡でも、星雲の淡い広がりが美しく観察できます。
2023.0521 1h18m Hα+RGB 35cmF4.6 ST-2000XM (撮影場所:広島市内)


↑2023.01.20 M81・M82大熊座銀河
2023.01.20 23h15m31s (中央) RGB:90sX10枚 20cmF4 ASI294MM(撮影場所:広島市内)


↑2023.01.21 M65・M66・NGC3628しし座銀河
2023.01.21 00h16m13s (中央) RGB:90sX10枚 20cmF4 ASI294MM(撮影場所:広島市内)



↑2023.01.10 馬頭星雲
冬の星座オリオン座の三ツ星のあたりにある馬の頭に似た形で有名な星雲で馬頭星雲と言います。黒い部分は暗黒星雲で大量の塵を含んでおり、新たな星が生まれる場所です。赤い色は背景にある水素が近くの星の紫外線で電離したものです。
2023年1月10日21:02:00 D:35cm f:1590mm RGB各360s H480s 冷却CCD(撮影場所:広島市内)


↓2022.10.01 秋から冬の星雲星団
ASI294MM SU、Hα、OV、IRフィルター合成  D:20cm f:800mm 反射望遠鏡(撮影場所:広島市内)
M45 プレアデス星団

M42 オリオン大星雲

M33 さんかく座銀河

モンキー星雲

馬頭星雲

バラ星雲

M31アンドロメダ大星雲

カリフォルニア星雲




↑2021.08.04 M16わし星雲(Hα)
波長656nmの水素の輝線Hαフィルターを購入したので早速M16を撮影しました。半値幅が7nmなのでガスの分布が鮮明に写ります。
2021.08.04 21h20m51s 〜21h45m27s 120sX5枚 60sX7枚 30sX6枚 冷却CCDカメラ D:35cm f:1590mm 反射望遠鏡
(撮影場所:広島市内)



↑2021.01.08 M42オリオン大星雲
長焦点で撮ったオリオン大星雲です。30秒間露出画像を32枚計16分露出になります。星雲を取り巻くガスが分るように画像処理をしました。中心部は露出オーバーとなって星が消えています。2021.01.08 21h29m59s (L画像露出中央) LRGB:30sX8枚 冷却CCDカメラ D:35cm f:1590mm 反射望遠鏡(撮影場所:広島市内)


↑2021.01.08 M42オリオン大星雲
長焦点で撮ったオリオン大星雲です。30秒間露出画像を32枚計16分露出になります。中心にはトラぺジウムという4個の星があり星雲全体を照らしています。画像処理により中心部の星を浮き上がらせることができました。2021.01.08 21h29m59s (L画像露出中央) LRGB:30sX8枚 冷却CCDカメラ D:35cm f:1590mm 反射望遠鏡(撮影場所:広島市内)

                          

 殆どの写真は、広島市内で撮ったものです。冷却CCDカメラという特殊なカメラは、パソコンにつないで画像処理を行います。またCCDチップを−30℃程度まで冷却し雑音を軽減しています。
 こうやって街の明かりが激しく肉眼では1、2等星程度しか見えない環境でも、このような綺麗な写真が撮れる様になりました。
 自宅に天文台を作るきっかけになったのも、この冷却CCDカメラがあったからです。

↑M57こと座リング星雲(惑星状星雲)
日時:2007年8月10日 R:25:15:32 G:25:17:41 B:25:19:51開始
露出各180S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 
直焦  トリミング
場所:広島市内

↑M27こぎつね座あれい状星雲(惑星状星雲)
日時:2020年5月22日03:04:21 RGB 
露出各180S
機材:冷却CCDカメラ 35センチニュートン f:1590mm 
直焦 
場所:広島市内

↑M13ヘルクレス座球状星団(球状星団)
2000年5月2日25時58分10秒開始 3分露出
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内
↑M5へび座球状星団(球状星団)
 2000年5月2日25時16分34秒開始 1分露出
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内

↑M20いて座三裂星雲(散光星雲)
日時:2007年8月12日 R:22:02:17 G:21:53:50 B:21:56:59開始 
露出各180S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内
↑M8いて座干潟星雲(散光星雲)
日時:2007年8月12日 R:21:35:03 G:21:38:12 B:21:41:22開始 
露出各180S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑M16へび座わし星雲(散光星雲)
日時:2021年7月19日 21:30中央時間 
総露出30分 RGB各10分

機材:冷却CCDカメラ 35センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内
↑M17いて座オメガ星雲(散光星雲)
日時:2007年8月12日 R:22:28:31 G:22:16:31 B:22:19:41開始 
露出各180S

機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑NGC3034おおぐま座M82星雲(銀河)
日時:2007年12月5日 R:25:37:24 G:25:38:34 B:25:39:43開始 
露出各60S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内
↑NGC4594おとめ座ソンブレロ星雲(銀河)
2000年4月23日22時53分開始 5分露出
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内

↑NGC4826かみのけ座黒眼星雲(銀河)
2004-04-11 23:26:21 露出5分 -10.3℃ BJ-32C

機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内
↑NGC5128ケンタウルス座A電波源(銀河)
2000年4月24日23時29分開始 5分露出
機材:冷却CCDカメラ   300mmF2.8望遠レンズ
場所:柳井市内

↑NGC5194おおぐま座子持ち銀河(銀河)
2003-05-03 0:40:39 露出5分 -10.6℃ BJ-32C
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内
↑NGC4565かみのけ座銀河(銀河)
日時:2007年6月6日 R:22:49:17 G:22:42:40 B:22:43:45開始 
露出各60S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑NGC6543キャッツアイ星雲(惑星状星雲)
2001年5月18日25時29分開始 10分露出 
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 
Or-18mmで拡大  
場所:広島市内
↑NGC2261いっかくじゅう座ハッブル変光星雲(散光星雲)
2001-12-16 0:55:31 露出5分 -10.4℃ BJ-32C
機材:冷却CCDカメラ 20センチニュートン f:1590mm 直焦  
場所:広島市内

ハッブルが見つけた散光星雲です。近くの星の明かりをもらって輝いています。星の明るさが9等から14等に変化するにつれて星雲も明るさが変わるそうす。

M31アンドロメダ大星雲(銀河)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2005/10/31 20:51:56-244s、20:56:20-244s 2枚コンポジット
M33さんかく座星雲(銀河)
日時:2007年8月14日 R:25:52:57 G:25:47:54 B:25:50:04開始 
露出各60S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑M42オリオン大星雲(散光星雲)
機材:Canon EOS Kiss Digital、30センチ反射 1590mm 
直焦点 感度800

場所:広島市
2005/01/01 21:49:47-64s、21:52:02-122s 2枚コンポジット
デジタル一眼レフカメラのファーストライトです。
数分の露出でこんなに写るとは驚きです。
コンポジットしてみましたがまだまだ技術的に満足できていません。
今からいろんな対象にチャレンジしていきます。
↑雄牛座のM45プレアデス(すばる)星団(散開星団)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2005/10/31 21:01:51-217s、21:09:56-235s 2枚コンポジット




↑カシオペア座の二重星団H&Χ(散開星団)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
↑大熊座のM108星雲とM97ふくろう星雲
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 22:26:58-189s トリミング

↑獅子座のM65とM66とNGC3628星雲(銀河)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 22:41:10-187s トリミング
↑大熊座のM81とM82星雲(銀河)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 21:44:59-185s トリミング

↑大熊座のM51子持ち星雲(銀河)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 21:57:31-175s トリミング
↑おとめ座のM104ソンブレロ星雲(銀河)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 23:07:49-178s トリミング

↑いっかくじゅう座のNGC2237バラ星雲(惑星状星雲)
機材:ASI296mm、タムロン300mm HaS2O3 
F2.8 絞り4.0 感度390

場所:広島市自宅 2021/12/10 23:49:22中央 3色120sX5枚


↑オリオン座のM42星雲(散光星雲)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/24 21:03:01-173s、21:06:12-182s 2枚コンポジット

↑いて座のM20三裂星雲とM8干潟星雲(散光星雲)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/25 4:18:28-185s


↑白鳥座のNGC7000北アメリカとIC5067ペリカン星雲(散光星雲)
機材:Canon EOS Kiss Digital、タムロン300mm 
F2.8 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/25 4:18:28-303s

北アメリカの形をした星雲です、その横には淡いですが鳥のペリカンに似た星雲があります。

↑さそり座のアンタレス付近の散光星雲
機材:Canon EOS Kiss Digital、タクマー135mm 
F2.5 1絞り 感度800

場所:島根県飯石郡頓原町琴引山
2006/03/25 2:17:52-302s、2:45:45-299s
肉眼ではわかりませんが、画像処理をすると色とりどりの美しい領域が現れてきます。

↑M45スバル星団(メローぺ付近)
日時:2007年10月16日 R:25:05:30 G:25:02:06 B:24:59:34開始 露出各120S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑オリオン座馬頭星雲(散光星雲)
日時:2007年10月16日 R:25:52:47 G:25:23:01 B:25:26:10開始 露出各180S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑M1おうし座かに星雲(超新星残骸)
日時:2007年10月16日 R:2626:33 G:26:33:06 B:26:23:35開始 露出各120S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内

↑NGC2024オリオン座星雲(散光星雲)
日時:2007年12月1日 R:24:07:15 G:24:08:24 B:24:09:34開始 露出各60S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内


↑NGC.3031おおぐま座M81星雲(銀河)
日時:2007年12月5日 R:25:42:01 G:25:43:11 B:25:44:20開始 露出各60S
機材:冷却CCDカメラ 30センチニュートン f:1590mm 直焦
場所:広島市内